と【渡】
[常用漢字] [音]ト(漢) [訓]わたる わたす 1 わたる。移動する。「渡欧・渡河・渡御(とぎょ)・渡航・渡世・渡来/過渡」 2 川の渡し場。「渡頭/津渡」 3 手から手へ物を移す。「譲渡」...
にっ‐き【日希】
日本とギリシャ。「—辞典」
なき‐とよ・む【泣き響む/鳴き響む】
《「なきどよむ」とも》 [動マ四] 1 (泣き響む)人があたりにひびくように大声で泣く。泣き叫ぶ。「上下ゆすり満ちて—・むに」〈源・若菜上〉 2 (鳴き響む)鳥・動物などが、あたりにひびきわた...
なが‐つづき【長続き/永続き】
[名](スル)一つの物事が途中でとぎれずに長く続くこと。「飽きやすくて—しない性格」
なき‐ふ・る【鳴き旧る】
[動ラ上二]鳴き声を聞き慣れて珍しくなくなる。「—・りて後に語らへほととぎす老いて聞くべき初音ならずは」〈新千載・夏〉
な
[副] 1 あとに動詞の連用形(カ変・サ変は未然形)を伴って、禁止の意を表す。…するな。「妹があたり我(あ)は袖振らむ木の間より出て来る月に雲—たなびき」〈万・一〇八五〉 2 「な…そ」の形で、...
中(なか)絶(た)・ゆ
中がとぎれる。中断する。また、人との交わりが絶える。「忘らるる身をうぢばしの—・えて人も通はぬ年ぞ経にける」〈古今・恋五〉
なき‐とよも・す【鳴き響もす】
[動サ四]鳴き声をあたりにひびかせる。「ほととぎす花橘の枝にいて—・せば花は散りつつ」〈万・一九五〇〉
なき‐ふる・す【鳴き旧す】
[動サ四]何度も鳴いて珍しさを感じなくさせる。「昔より—・しつつほととぎすいくその夏を声にたつらむ」〈古今六帖・六〉
とよ・む【響む】
[動マ下二]鳴りひびかせる。「我がやどの花橘をほととぎす来鳴き—・めて本に散らしつ」〈万・一四九三〉 [動マ四]⇒どよむ