とさ【土佐】
旧国名の一。現在の高知県にあたる。土州。 高知県中部の市。仁淀川(によどがわ)下流西岸に位置する。藺(い)や柑橘類の栽培、和紙製造が盛ん。また、鰹節(かつおぶし)の産地。人口2.9万(2010)。
とさ【土佐】
姓氏の一。 [補説]「土佐」姓の人物土佐光起(とさみつおき)土佐光長(とさみつなが)土佐光信(とさみつのぶ)土佐行広(とさゆきひろ)
と‐さ
[連語]《格助詞「と」+終助詞「さ」》ややぞんざいな気持ちをこめて引用・伝聞する意を表す。…だそうだ。…だって。「それで長者になった—」
とさ‐あげ【土佐揚(げ)】
豆腐や野菜・魚などに鰹節(かつおぶし)をまぶして揚げた料理。
とさ‐いぬ【土佐犬】
1 日本犬の一。高知地方にみられ、中形で毛色はごまや赤色。猪狩りに用いられた。四国犬。 2 土佐闘犬のこと。
とさ‐え【土佐絵】
土佐派の人々が描いた絵。また、その画風。
と‐さか【鶏冠】
鶏・キジなどの頭の上にある肉質の冠状の突起物。ふつう雄に発達。肉冠。
鶏冠(とさか)に◦来(く)る
怒りでかっとなる。頭(あたま)に来る。
とさか‐のり【鶏冠海苔】
ミリン科の紅藻。太平洋岸にみられ、大きさは20〜30センチ、不規則に分かれ、鮮紅色で鶏のとさかに似る。刺身のつまやサラダとして食べる。
とさ‐し【土佐市】
⇒土佐