飛(と)んで火(ひ)に入(い)る夏(なつ)の虫(むし)
明るさにつられて飛んで来た夏の虫が、火で焼け死ぬ意から、自分から進んで災いの中に飛び込むことのたとえ。 [補説]この句の場合、「入る」を「はいる」とは読まない。
とんでも‐な・い
[形]《「とでもない」の音変化》 1 思いもかけない。意外である。「—・い人にばったり出会う」「—・い発明」 2 もってのほかである。「—・い悪さをする」 3 まったくそうではない。滅相もない。...
とんでも‐ハップン
[連語]《「とんでもない」と、英語happenを結びつけた語》「とんでもない」を強めた語。昭和25年(1950)前後の流行語。「—! いけませんよ」〈獅子文六・自由学校〉
飛(と)ん◦でる
常識にとらわれずに行動する。自由に生きる。「—◦でる女性」 [補説]「翔んでる」とも書く。
とんでるけいし【翔んでる警視】
胡桃沢耕史による小説シリーズ。東大出身のエリート警視、岩崎白昼夢(さだむ)を主人公とするユーモラスな推理小説。第1作「わたしも犯人です」は昭和55年(1980)発表。他に「新・翔んでる警視」「翔...
とんでろじいちゃん
山中恒の児童文学作品。少年が祖父と共に祖父の子ども時代へタイムスリップするファンタジー。平成5年(1993)刊行。第31回野間児童文芸賞受賞。平成11年(1999)、大林宣彦監督により「あの、夏...
とん‐でん【屯田】
1 兵士が辺境の地を守りながら、ふだんは農業に従事すること。 2 屯田兵2のための田。 3 上代、皇室用の田。 4 主税寮(しゅぜいりょう)の唐名。
とんでん‐へい【屯田兵】
1 土着して平時は農業に従事している兵。 2 明治政府が北海道の開拓と警備のために設置した農兵。明治8年(1875)から同37年まで続いた。