どうくつ‐いせき【洞窟遺跡】
自然の洞窟を利用して人間が生活を営んだあとのある遺跡。墓地を含むことも多い。後期旧石器時代からみられ、日本では高知県の竜河洞の弥生遺跡が好例。
どうくつ‐しんじゅ【洞窟真珠】
鍾乳洞(しょうにゅうどう)の池や水たまりで生成する球状の炭酸塩鉱物。ふつう、直径1センチメートル以下だが、まれに10センチメートル以上のものも産出する。洞穴真珠。ケーブパール。
どう‐くん【同訓】
異なる漢字が同じ訓をもつこと。「哀・悲・愛」を「かなしい」と読む類。「—異字」
どうくん‐いじ【同訓異字】
訓読みが同じ別の文字。「熱(あつ)い」と「暑(あつ)い」など。
どうくん‐れんごう【同君連合】
二つ以上の国家が同一の君主のもとに連合すること。身上連合(人的連合)と物上連合(物的連合)がある。君合国。
どう‐ぐ【道具】
1 物を作ったり、何かをしたりするために用いる器具の総称。「大工—」「家財—」 2 他の目的のために利用されるもの。また、他人に利用される人。手段。「取引の—にする」 3 身体に備わっている種々...
どうぐ‐いち【道具市】
古道具を売る市。
どうぐ‐おとし【道具落(と)し】
1 戦場で敵の槍を巻き落とすこと。また、そのための武具。 2 わな。おとしあな。「女郎の—は是ぞかし」〈浮・諸艶大鑑・八〉
どうぐ‐かた【道具方】
演劇・映画などで、舞台・撮影に必要な道具、特に大道具に関することを受け持つ人。
どうぐ‐しゅう【道具衆】
戦国時代から江戸初期にかけての武家の職名。槍奉行の配下で、戦時には長柄(ながえ)の槍を持って出陣した騎馬武者。長柄組。