どう‐まさつ【動摩擦】
物体が他の物体の表面に沿って動くとき、接触面に生じる抵抗力。運動摩擦。
どうまさつ‐けいすう【動摩擦係数】
動摩擦力は物体に作用する垂直抗力に比例する。このときの比例定数。その値は静止摩擦係数の値よりは小さい。
どう‐まる【胴丸/筒丸】
中世の鎧(よろい)の一。胴を丸く囲み、着用の際の引合(ひきあわせ)を右側に設けた歩卒用の簡便な鎧。活動に適すように草摺(くさずり)を8枚に分け、本来は袖や兜(かぶと)は具備されない。その機能と構...
どう‐まわり【胴回り/胴囲り】
胴のまわり。また、その長さ。ウエスト。
どう‐みゃく【動脈】
1 血液を心臓からからだの各部分へ送り出す血管。一般に血管壁が厚く、弾力性に富み、心臓の鼓動に一致する脈拍をもつ。高等動物では心臓から肺動脈と大動脈とが出ている。大動脈は動脈血を運ぶが、肺動脈は...
どうみゃく‐かいり【動脈解離】
動脈の内膜にできた裂け目から血液が流れ込み、血管の中膜が2層に分離し、血管壁内に血流路(偽腔)ができた状態。
どうみゃく‐かん【動脈管】
胎児期にみられる、肺動脈と大動脈をつなぐ血管。胎児は肺で呼吸をしていないため、右心室から肺動脈に送り出される血液の大部分は、肺を通らず、動脈管を通って直接大動脈に流れ、全身に送られる。出生後、肺...
どうみゃくかんかいぞん‐しょう【動脈管開存症】
胎児期に特有の血管である動脈管が、出生後も開いたまま残ってしまう状態。動脈管は胎児の肺動脈と大動脈をつなぐ血管で、胎盤を通して母体から酸素や栄養を受け取る胎児期の血液循環に重要な役割を果たすが、...
どうみゃく‐けい【動脈系】
心臓から送り出される血液を全身に運ぶ血管系。
どうみゃく‐けつ【動脈血】
肺でガス交換を終え、鮮紅色で多量の酸素・栄養素を含む血液。一般に動脈を流れる。