いい‐しれ◦ない【言(い)知れない】
[連語]何と言っていいかわからない。言葉で言い表せない。言い知れぬ。「—◦ない空しさをおぼえる」
いい‐そこない【言(い)損ない】
言いまちがえること。言い誤り。失言。
言(い)うに言(い)われ◦ない
1 言葉でうまく言い表せない。「夕焼けの—◦ない美しさ」 2 言いたくても言うことができない。「—◦ない事情がある」
言(い)うまでもな・い
あれこれ言う必要のないほどわかりきったことである。もちろんである。「漱石が明治の文豪であることは—・いことだ」
いか◦ない
[連語]《動詞「い(行)く」の未然形+打消しの助動詞「ない」》 1 「いかん1」に同じ。「そうは—◦ない」 2 「いかん2」に同じ。「法事供養をよくしなければ—◦ないから」〈円朝・真景累ヶ淵〉
遺憾(いかん)にたえ◦ない
残念でならない。全く残念である。「責任を果たせなかったことは—◦ない」
生(い)きた心地(ここち)もし◦ない
恐ろしさで生きている感じがしない。「地震が収まるまでは—◦なかった」
生(い)きた空(そら)がな・い
恐ろしさや苦しみのあまり生きている気持ちがしない。
いき‐ない【域内】
一定の区域のなか。範囲のうち。「ECの—貿易」⇔域外。
い‐ぎたな・い【寝穢い】
[形][文]いぎたな・し[ク]《「い」は寝ることの意》 1 眠りをむさぼっている。眠り込んでいてなかなか起きない。「—・く眠りほうける」 2 寝相が悪い。「—・く枕を外し、差櫛を刎(は)ね飛ばし...