なが‐がたな【長刀】
《「ながかたな」とも》刀身の長い刀。
ながかべ‐ほう【長壁法】
石炭採掘法の一。天井を坑木やカッペとよぶ梁で支え、幅広い採炭面を掘り進めてゆくもの。
なが‐かめむし【長椿象/長亀虫】
半翅(はんし)目ナガカメムシ科の昆虫の総称。体長5〜10ミリのものが多く、体は細長いか楕円形で扁平。植物の汁や他の昆虫の体液を吸う。
なが‐かもじ【長髢】
毛が多くて丈の長い髢。近世、武家婦人・女官などがすべらかしなどに用いた。
なが‐がさ【長傘】
雨傘として使われる、一般的な形状の洋傘。折り畳み傘に対していう。中棒は伸縮せず、一定の長さのまま持ち運んだり、使用したりする。→傘
なが‐ガッパ【長ガッパ】
着物の裾(すそ)までおおう、丈の長い袖ガッパ。雨天用・道中用。
なが‐がみしも【長上下/長裃】
江戸時代の武家の礼服。大名・高家(こうけ)・御目見(おめみえ)以上の旗本の通常礼服で、肩衣(かたぎぬ)の下に同じ色や模様の長袴(ながばかま)を着た。
ながき【長き/永き】
《形容詞「ながし」の連体形から》ながいこと。ながい期間。「三〇年の—にわたり勤務した」
な‐がき【名書き】
名を書くこと。また、その名。署名。「起請を書かせ、指しぼらせて—の下を染めさせけるに」〈浮・一代男・三〉
長(なが)き眠(ねぶ)り
1 長い間の眠り。迷いから長くさめないことのたとえ。「逢ふと見しその夜の夢のさめであれな—は憂かるべけれど」〈千載・恋四〉 2 死ぬこと。永眠。「七十の夢より後のいかならん—の果てぞ悲しき」〈続...