うずも・れる【埋もれる】
[動ラ下一][文]うづも・る[ラ下二] 1 覆われて外から見えなくなる。うずまっている。うもれる。「豪雪に—・れた村々」 2 物や人などで場所がいっぱいになる。「会場が聴衆で—・れる」 3 世の...
うずら‐チャボ【鶉チャボ】
鶏の一品種。江戸時代、土佐で作出。尾がなく、形がウズラに似る。うずらお。
うせ‐もの【失せ物】
なくなった、またはなくした物。紛失物。
う・せる【失せる】
[動サ下一][文]う・す[サ下二] 1 なくなる。消える。いなくなる。「血の気が—・せる」 2 「行く」「去る」をののしっていう語。「とっとと—・せろ」 3 死ぬ。「二十九にてなむ、—・せ給ひに...
うそ
[接頭]《「うす(薄)」の音変化》名詞・形容詞・動詞などに付く。 1 薄い意を表す。「—霞(がすみ)」「—雲」 2 少し、少ない、の意を表す。「—黄」「—暗い」「—笑む」 3 なんとなく、どこと...
うそ【嘘】
1 事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽(いつわ)り。「—をつく」「この話に—はない」 2 正しくないこと。誤り。「—の字を書く」 3 適切でないこと。望ましくないこ...
うそ【鷽】
1 アトリ科の鳥。全長16センチくらい。頭は黒く、背は青灰色。雄はほおの辺りに淡紅色の部分がある。山地の樹林にすみ、フィーフィーと口笛を吹くような声で鳴く。うそどり。うそひめ。《季 春》「—なく...
うそ‐うそ
[副] 1 落ち着きなく歩き回ったり見回したりするさま。うろうろ。きょろきょろ。「男は庭の真中に立って、—家の中を見廻していた」〈秋声・足迹〉 2 どことなくはっきりしないさま。間の抜けたさま。...
うそ‐さびし・い【うそ寂しい】
[形][文]うそさび・し[シク]どことなく寂しい。「へんに—・い笑いかたをする男で」〈宇野浩二・苦の世界〉 [派生]うそさびしげ[形動]うそさびしさ[名]
うそ‐さむ【うそ寒】
《形容詞「うそさむい」の語幹から》 1 なんとなく感じる寒さ。「—の宵」 2 秋になってなんとなく感じる冷気。そぞろ寒。《季 秋》「—をかこち合ひつつ話しゆく/虚子」