まじ
[助動][まじから|まじく・まじかり|まじ|まじき・まじかる|まじけれ|○]《上代語「ましじ」の音変化》活用語の終止形に付く。ただし、ラ変型活用語には連体形に付く。 1 打消しの推量の意を表す。...
まじい
打消し推量の助動詞「まじ」の連体形「まじき」のイ音便。「さては、なんぢにあうては名乗るまじいぞ」〈平家・九〉 [補説]「まじい」は中世語で、連体形だけでなく終止形としても用いられる。
まじ‐め【真面目】
[名・形動]《「まじ」は「まじまじ」の「まじ」と同じか》 1 うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。「—な顔」「—に話をする」 2 真心のあること。誠実...
まじょう‐もの【真情者】
誠意のある人。正直な人。「さもしい気は微塵(みぢん)もなく、—の孝行者」〈浄・鑓の権三〉
マストドン【mastodon】
1 長鼻目の化石象の一。新生代後半に世界各地に広く生息し、中新世中期から鮮新世にかけて繁栄した。体高1.8〜3メートル。体には褐色の毛が生え、上あご・下あごとも牙(きば)がある。 2 (Mast...
マズル‐ブレーキ【muzzle brake】
銃身・砲身の先端部に装着する、発射時の反動を軽減する部品・装備。横や上方向に空けられた穴から発射ガスを逃がすことで、後方への反動を弱める。着脱式でなく、銃身に直接、穴や溝が空けられていることもある。
ま‐そお【真赭】
1 赤い色の土。また、硫化水銀の古名とも。そお。「ま金吹く丹生(にふ)の—の色に出て言はなくのみそ我(あ)が恋ふらくは」〈万・三五六〇〉 2 赤い色。ますお。「花すすき月の光にまがはまし深き—の...
まそ‐かがみ【真澄鏡/真十鏡】
《「まそ」は「ますみ」の音変化、または、ととのっているものの意という》 [名]鏡をほめていう語。立派な鏡、また、よく澄んだ鏡。「—手に取り持ちて朝(あさ)な朝(さ)な見れども君は飽くこともなし...
まち‐か・ねる【待(ち)兼ねる】
[動ナ下一][文]まちか・ぬ[ナ下二]待つ時間が長くて待っているのに耐えられなくなる。まちわびる。「—・ねて先に帰ってしまった」「出発の日を今か今かと—・ねる」
まち‐なみ【町並(み)/街並(み)】
1 町に家々が立ち並んでいるようす。「整然とした—」 2 軒を並べている家々。町内の家ごと。「—に出る葬礼には是非なく鳥辺山におくりて」〈浮・永代蔵・二〉 3 町筋と並行していること。「表口五間...