み‐はらし【見晴(ら)し】
1 広く遠くまで見渡すこと。また、その景色。眺望(ちょうぼう)。「霧もなく—がきく」「山頂からの—がいい」 2 「見晴らし台」に同じ。
みふ‐うずら【三斑鶉/三府鶉】
チドリ目ミフウズラ科の鳥。全長約14センチで、ウズラに似る。足指は3本しかなく、雄が営巣・抱卵・育雛(いくすう)を行い、羽色は地味な褐色。雌のほうが羽色がはっきりしている。熱帯アジアに分布。日本...
みぶ‐な【壬生菜】
キョウナの一品種。葉はへら形で縁に切れ込みがなく、香気と辛味があり、漬物にする。京都市壬生地方で古くから栽培。《季 春》
み‐まが・う【見紛う】
[動ワ五(ハ四)]見まちがえる。見あやまる。「海かと—・う大湖」
[動ハ下二]
に同じ。「いづくともなく雪の降り置きたるに—・へられ」〈枕・四〇〉
みみ‐がくもん【耳学問】
自分で修得したものでなく、人から聞いて得た知識。聞きかじった知識。耳学(じがく)。
耳(みみ)留(と)・む
注意して聞く。聞いて心にとめる。「何となく言の葉ごとに—・めて」〈右京大夫集〉
みみ‐な・れる【耳慣れる/耳馴れる】
[動ラ下一][文]みみな・る[ラ下二]たびたび聞いて珍しくなくなる。聞きなれる。「—・れない言葉」
耳(みみ)に釘(くぎ)
聞いている相手の急所をつくこと。「何心なくいふ詞、姫君の—、むっとしたる御顔付」〈浄・時頼記〉
耳(みみ)に付(つ)・く
1 聞いた音や声などが気になり、忘れられなくなる。「その歌は今も—・いて離れない」 2 同じ音や声が何度も耳に入って、うるさく思う。「波の音が—・いて眠れない」
耳(みみ)に残(のこ)・る
声や音が忘れられなくなる。「—・る映画音楽」