なに‐も【何も】
[副]あとに打消しの語を伴う。 1 全面的に否定する気持ちを表す。まったく。「—知らない」 2 取り立ててそう限定する必要もないという気持ちを表す。別段。「—今日でなくともいいのに」
ナノリソグラフィー【nanolithography】
フォトリソグラフィーのうち、おおむね100ナノメートル以下の線幅による超微細な回路のパターンを描き込む技術のこと。光ではなく、電子線やイオンビームを用いる方法が広く利用されている。
泣(な)く子(こ)も黙(だま)る
聞き分けなく泣いている子供も急に黙ってしまうほど、威力や勢力のあることのたとえ。
な◦む
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「む(ん)」》 1 推量を強調する意を表す。きっと…だろう。…にちがいない。「世の中の憂きたびごとに身を投げば深き谷こそ浅くなり—◦め」〈古今・...
な‐むし【菜虫】
大根・かぶ・白菜などの葉を食い荒す虫。モンシロチョウの幼虫が最も普通に見られる。《季 秋》「屈託もなく起きいでて—とる/虚子」
なま‐わずらわ・し【生煩はし】
[形シク]いささかめんどうである。なんとなく煩わしい。「君たち、—・しく聞き給へど」〈源・総角〉
なま‐わろ【生悪】
[形動ナリ]なんとなく体裁が悪いさま。「無才の人、—ならむ振舞ひなど見えむに」〈源・帚木〉
なま・る【鈍る】
[動ラ五(四)] 1 刃物の切れ味が悪くなる。「包丁が—・る」 2 鋭さが失われる。勢いが弱まる。にぶる。「からだが—・る」 3 技量・働きの冴(さ)えがなくなる。にぶる。「腕が—・る」
なめくじ‐うお【蛞蝓魚】
頭索綱ナメクジウオ科の原索動物。浅海にすみ、全長約5センチ。魚に似るが、頭も目もはっきりせず、体は淡桃色で透明。あごがなく、吸い込んだ水を濾(こ)して栄養を摂取する。神経はあるが、脳はない。脊索...
なま‐むつか・し【生難し】
[形シク]なんとなくめんどうである。こうるさい。「しばしは、—・しう煩はしきやうにはばからるることあれど」〈源・夕霧〉