ざさまさぬ‐ひほう【座不冷秘法】
密教で、長期間にわたって休むことなく修法すること。僧の座席が冷えることがないのでいう。
ささら【簓】
《さらさらと音がするところから》 1 日本の民俗楽器の一種。長さ約30センチの竹の棒の約3分の2を細かく割った簓竹と、簓子(ささらこ)2をすり合わせて音を出す。摺り簓。 2 「編木(びんざさら)...
さし‐た
[連体]《「さしたる」の音変化。下に打消しの語を伴って用いる》取り立てていうほどの。これという。「—目的もなく参加した」 [補説]「然した」とも書く。
さし‐すぎ
[副]ひきつづき。それに次いで。「人々の家残りなく四五丁が程焼けぬれば、—法興院(ほこゐん)も焼けぬ」〈栄花・玉の村菊〉
さし‐ずめ【差(し)詰め】
[名・形動] 1 直接かかわること。また、そのさま。「色界の法則には—な倫理的目的…なぞあるわけはなく」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉 2 行き詰まってしまうこと。また、その状態。どんづまり。「死...
さし‐きり【指(し)切り】
将棋で、攻める側が駒を使いきり、それ以上攻めが続かなくなること。
ざしき‐わらし【座敷童】
東北地方で、旧家に時折現れるといわれる家の守り神。童形で顔が赤く、髪をおかっぱにしており、時にはいたずらもするが、いなくなると家が没落すると伝えられる。ざしきぼっこ。くらぼっこ。
サシー【SASE】
《secure access service edge》コンピューターセキュリティー上の観点から、企業などのコンピューターシステムを、社内外からアクセスするクラウドサービス上に集約して運用する手...
さざれ【細】
[名]「細石(さざれいし)」の略。「程もなく浮きて沈みし三輪川の—がくれに朽つる埋れ木」〈夫木・二四〉
[語素]名詞の上に付いて、細かい、小さい、わずかな、などの意を表す。ささ。「—石」「—...
さざれ‐なみ【細波】
[名] 1 さざ波。「—浮きて流るる泊瀬川(はつせがは)寄るべき磯のなきがさぶしさ」〈万・三二二六〉 2 さざ波がしきりに、または、絶えず立つところから、「しくしくに」「やむ時もなし」「間(ま...