なま‐づめ【生爪】
指に生えているままのつめ。「—をはがす」
なま‐づら【生面】
(「生面下げる」の形で)顔をののしっていう語。いけしゃあしゃあとした顔。「なんの—さげて、今この所へ来たりしぞ」〈浄・出世景清〉
生面(なまづら)下(さ)・げる
⇒生面
なま‐テープ【生テープ】
まだ録音や録画をしていない磁気テープ。
なま‐データ【生データ】
未処理、未加工のデータ。センサーやソフトウエアなどで取得・記録されたデータで、集計や解析などの処理を行っていない状態のものをさす。ローデータ。素データ。
なま‐ドル【訛ドル】
《「訛(なま)りのあるアイドル」の略》方言で話すことが魅力の一つになっているアイドルタレント。
なま‐なか【生中/生半】
[形動][文][ナリ]中途半端なさま。どっちつかず。なまはんか。「—な心得では太刀打ちできない」 [副]そうすることがかえって良い結果とならず、まずいという気持ちを表す。なまじっか。「けれど...
なま‐なま【生生】
[副](スル)非常に新しいさま。いかにも生々しいさま。「青い葉が—して一めんに散っているのである」〈堀辰雄・巣立ち〉 [形動ナリ] 1 本気でしないさま。しぶしぶ。「其の御琴を取り依(よ)せ...
なまなま‐し・い【生生しい】
[形][文]なまなま・し[シク] 1 今できたばかりのようである。真新しい感じがする。「—・い傷あと」「—・い事件の現場」 2 目の前に見ているような感じである。「記憶に—・い」「—・い体験談」...
なま‐なり【生成り/生熟り】
[名・形動] 1 「生熟れ1」に同じ。 2 能面の一。角を少し生やし、髪を乱した女面。般若(はんにゃ)の前段階で、女性の中の魔性がまだ十分に熟さない状態を表す。「鉄輪(かなわ)」の後ジテに用いる...