なんぞ
[副助]《代名詞「なに」に副助詞「ぞ」の付いた「なにぞ」の音変化》名詞、名詞に準じる語、活用語の連用形、一部の助詞などに付く。ある事物を例示する意を表す。など。「お茶—飲んでいきましょうよ」「病...
なん‐ぞ【何ぞ】
[連語] 1 《代名詞「なに」に副助詞「ぞ」の付いた「なにぞ」の音変化》 ㋐漠然と物事をさす。なにか。「—おもしろいことはないか」「—用でもあるのか」 ㋑(下に助詞「の」を伴って)どんな。どう...
なんぞれ‐かぞれ【何其れ彼其れ】
[連語]なんのかの。なにやかや。「人といふものは、—、取り得のあるもんでござりやすが」〈滑・浮世風呂・前〉
なん‐たい【男体】
男のからだ。男のすがた。
なんたい‐さん【男体山】
栃木県北西部、日光市にある火山。標高2486メートル。山麓に中禅寺湖がある。古くからの山岳霊場。二荒山(ふたらさん)。黒髪山。国神山(くにかみさん)。
なんたい‐どうぶつ【軟体動物】
動物界の一門。体は軟らかく、頭・足・内臓からなるが、明らかな区別はできない。外套膜(がいとうまく)で覆われ、多くは体表に石灰質の殻を分泌する。ヒザラガイ・巻き貝類・ツノガイ類・二枚貝類・頭足類な...
なんたいへいき【難太平記】
室町時代の史書。1巻。今川了俊著。応永9年(1402)成立。今川一族の家系・歴史・功績などを記し、「太平記」の記述を訂正する箇所が多い。
ナンタケット‐とう【ナンタケット島】
《Nantucket》米国マサチューセッツ州南東部、コッド岬の南方約40キロメートルに浮かぶ島。19世紀に捕鯨産業で栄え、メルビルの小説「白鯨」にもその名を残す。現在は観光・保養地として知られる...
なん‐たら【何たら】
[連体]《「なんたる」の音変化》なんという。「—事だ面白くもない」〈一葉・にごりえ〉
[副]《「なんとやら」の音変化》名称などのはっきりわからないさま。なんとか。「—いう骨の多い、いやぁな焼...
なん‐たる【何たる】
[連体]非難・詠嘆などの気持ちを表す語。なんという。「—醜態」
[連語]どのようなものである。「学問の—かを知る」