これかわ‐いせき【是川遺跡】
青森県八戸市にある縄文時代前期から弥生時代にかけての遺跡。一王寺(いちおうじ)・中居(なかい)・堀田(ほった)の3遺跡からなり、精巧な土器・土偶、木製品や漆製品が多数発見されている。令和3年(2...
グレのうた【グレの歌】
《原題、(ドイツ)Gurrelieder》シェーンベルクの語り手・独唱・合唱および管弦楽のための作品。1900年から1911年にかけて作曲。デンマークの詩人・作家ヤコブセンの未完の小説中の詩に基...
ごんくろうたびにっき【権九郎旅日記】
田岡典夫の時代小説。昭和24年(1949)から昭和26年(1951)にかけて「講談倶楽部」誌に連載。単行本は昭和27年(1952)刊行。映画化もされている。
コンク【Conques】
フランス南部、オクシタニー地方アベイロン県の町。ルピュイとサンティアゴ‐デ‐コンポステラを結ぶ巡礼路にある。11世紀から12世紀にかけて建造されたサントフォア教会をはじめ、中世の面影を残す美しい...
コロンナ‐きゅうでん【コロンナ宮殿】
《Palazzo Colonna》イタリアの首都ローマにある宮殿。ローマの貴族、コロンナ家の宮殿として、同家出身のローマ教皇マルティヌス5世により15世紀に建造。現在は、17世紀から20世紀にか...
さいぎょうかでん【西行花伝】
辻邦生の歴史小説。平安時代から鎌倉時代にかけて活躍した歌人、西行を描く。平成7年(1995)刊行。同年、第31回谷崎潤一郎賞受賞。
ザグレブ‐だいせいどう【ザグレブ大聖堂】
《Zagrebačka katedrala》クロアチアの首都ザグレブの中心部にある大聖堂。正式名称は聖母被昇天大聖堂。11世紀末の創建。モンゴル軍の侵攻を受けて破壊された後、13世紀から18世紀...
さが‐ぼん【嵯峨本】
慶長・元和(1596〜1624)にかけて、京都の嵯峨で本阿弥光悦・角倉素庵(すみのくらそあん)らが刊行した版本。主に木活字を用い、用紙・装丁に豪華な意匠を施した美本で、「伊勢物語」「観世流謡本」...
さくら‐がさね【桜襲】
襲の色目の名。表は白で、裏は赤・葡萄(えび)染め・紫・二藍(ふたあい)など諸説がある。陰暦11月から3月にかけて用いる。《季 春》
さか‐やき【月代】
1 古代以後、成人男子が常に冠や烏帽子(えぼし)をかぶったためにすれて抜け上がった前額部。つきしろ。つきびたい。 2 中世末期以後、成人男子が前額部から頭上にかけて髪をそり上げたこと。また、その部分。