ぶんし‐うん【分子雲】
星間空間に存在する低温・高密度のガス雲。主成分の水素分子のほか、一酸化炭素、一硫化炭素、アンモニア、シアン化水素、エチルアルコールなどを含む。センチ波からサブミリ波にかけての電波観測によって確認...
へいせい‐しんざん【平成新山】
島原半島中央部にある山。標高1483メートル。雲仙岳の最高峰で、平成2年(1990)から平成8年(1996)にかけて起こった大規模な噴火により形成。 [補説]平成2年(1990)11月から継続し...
へいけものがたり【平家物語】
鎌倉時代の軍記物語。流布本は12巻に灌頂巻(かんじょうのまき)を加えたもの。信濃前司行長(しなののぜんじゆきなが)が作ったと徒然草にはあるが、作者・成立年ともに未詳。治承〜寿永期(1177〜1...
ベイト‐ラス【Beit Ras】
ヨルダン北西部の町。イルビドの北郊に位置する。新約聖書に登場するデカポリス(十都市連盟)の一つ、カピトリアスがあった場所とされ、1世紀頃からウマイヤ朝時代にかけて栄えた。現在も古代ローマ時代の劇...
ベーゼンドンクかきょくしゅう【ベーゼンドンク歌曲集】
《原題、(ドイツ)Wesendonck Lieder》ワグナーの歌曲「女声のための五つの詩」の通称。全5曲。1857年から1858年にかけて作曲。マティルデ=ベーゼンドンクの詩に基づく。楽劇「ト...
ペーズリー【Paisley】
英国スコットランド西部の町。グラスゴーの南西約12キロメートルに位置する。12世紀に創建されたペーズリー修道院とともに発展。18世紀から19世紀にかけて隆盛した、ペーズリー柄で知られる綿織物の生...
へいのう‐ぶんり【兵農分離】
戦国時代から江戸初期にかけて行われた、武士と農民の身分的分離政策。戦国大名は武士の城下町集住や検地による農民身分の確定で両者の分離に努めたが、豊臣秀吉は天正16年(1588)刀狩り令によって兵と...
ブルームズベリー‐グループ【Bloomsbury Group】
1906年頃から1930年頃にかけてブルームズベリーで活躍した、英国の知識人・芸術家によるグループ。小説家のウルフ・フォースター、経済学者のケインズ、伝記作家のストレーチーなど。
ふるい‐わ・ける【篩い分ける】
[動カ下一][文]ふるひわ・く[カ下二] 1 篩(ふるい)にかけてより分ける。「米ともみ殻を—・ける」 2 多くの物の中から選び分ける。選別する。「書類選考で—・ける」
ぶ‐せん【夫銭】
鎌倉時代から江戸時代にかけて、夫役(ぶやく)の代わりに納めさせた金銭。夫金(ぶきん)。ぶぜに。