とん‐じゃく【頓着】
[名](スル)《「貪着」と同語源。「とんちゃく」とも》深く気にかけてこだわること。執着すること。「相手の気持ちに—しない」
ナクム【Nakum】
グアテマラ北部、ペテン県東部にあるマヤ文明の遺跡。ティカルの東約20キロメートル、ホルムル川沿いに位置し、交易の拠点として栄えたと考えられている。先古典期から古典期にかけて建てられた比較的大規模...
トレンチーン【Trenčín】
スロバキア北西部の都市。バーフ川沿いに位置する。ローマ帝国の中央ヨーロッパ最北端の軍事拠点があったことを示す石碑が見つかっている。11世紀よりハンガリー王国の支配下となり、交易の要衝として栄え、...
トレムセン【Tlemcen】
アルジェリア北西部の都市。モロッコとの国境に近く、テルアトラス山脈の盆地に位置する。アラビア語名タラムサーン。古くから交易の要地として栄え、13世紀から16世紀にかけてマグレブ中部を治めたベルベ...
とろ‐いせき【登呂遺跡】
静岡市南部にある弥生時代の農村・水田遺跡。昭和22年(1947)から昭和25年(1950)にかけて発掘調査され、住居や高床倉庫のほか、大規模な水田跡や木製の農具・器具などが出土。特別史跡。
トロイア【Troia/Τροία】
トルコ西部にある古代都市の遺跡。小アジア半島(アナトリア)の北西端、エーゲ海から内陸へ約5キロメートル、ヒッサリクの丘に位置する。紀元前3000年頃から集落ができ、紀元前2500年から前2000...
どん
[名]正午を知らせる空砲。サイレンの普及する以前の明治初期から昭和初期にかけて行われ、東京では丸の内で鳴らした。 [副] 1 弾薬などが炸裂するときや、太鼓を強く打ったときなどに響く、低くて...
ドン‐コサック【Don Cossack】
16世紀以降、ドン川流域に勢力をもったコサック。狩猟や養蜂などを生業とする一方で軍事的共同体を形成。ロシアの農奴制に反発を繰り返すが、プガチョフの乱以降は中央政府の管理下に置かれた。18世紀から...
ドンキホーテぐんだん【ドン・キホーテ軍団】
阿部牧郎のスポーツ小説。昭和44年(1969)に1年間だけ存在した野球の独立リーグ「グローバルリーグ」を題材とする。昭和56年(1981)から57年(1982)にかけて「サンデー毎日」誌に連載。...
ドン‐オウレ【Dun Eochla】
アイルランド西部、アラン諸島のイニシュモア島にある先史時代の遺跡。島の中央の最も標高が高い地点にあり、円形状の2列の石壁が残っている。6世紀半ばから8世紀にかけてケルト人が築いた砦(とりで)とい...