なべぞこ‐けいき【鍋底景気】
景気が底をついたまま、長く回復しない状態。特に、昭和32年(1957)から翌年にかけての不況をいった語。→景気循環
ななつのしょきのかきょく【七つの初期の歌曲】
《原題、(ドイツ)Sieben frühe Lieder》ベルクの歌曲。全7曲。1905年から1908年にかけて作曲。レーナウ、シュトルム、リルケらの詩に基づく。七つの初期のリート。
なつ‐の‐はなわらび【夏の花蕨】
ハナヤスリ科の多年草。山地などで、初夏から秋にかけてみられるシダ。
ナ‐ショフト‐ジャンピル【Na Seacht dTeampall】
アイルランド西部、アラン諸島のイニシュモア島にある中世の教会跡。島の西部に位置する。ゲール語で「七つの教会」を意味し、9世紀から15世紀にかけて建てられた教会と修道士の住居跡とされる。また、聖ブ...
ナスカ【Nazca】
ペルー南西部の小都市。1〜8世紀にかけてナスカ文化が栄えた地で、周辺には巨大な地上絵や多くの遺跡がある。地上絵は1994年に「ナスカとフマナ平原の地上絵」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録。20...
なたね‐づゆ【菜種梅雨】
菜の花の咲く3月下旬から4月にかけて、連日降りつづく寒々とした小雨。《季 春》「—念仏の膝(ひざ)つめあはせ/信子」
なだ【灘】
兵庫県の神戸市灘区から西宮市にかけての海岸地帯の称。天保11年(1840)宮水が発見されて以来、酒造地として知られる。摂津灘。 神戸市東部の区名。大阪湾に面し、沿岸は工業地帯。
なた‐ぼり【鉈彫(り)】
表面に丸鑿(まるのみ)の彫りあとを残した木彫。平安中期から鎌倉初期の関東から東北にかけて多くみられ、未完成のものとする説もあるが、仏像彫刻の一様式と考えられる。神奈川県弘明寺(ぐみょうじ)の十一...
なつ‐だいこん【夏大根】
早春に種をまき、夏から秋にかけて収穫する大根。小振りで、辛味が強い。なつだいこ。《季 夏》「貧乏な青物店や—/碧梧桐」
ナックル‐ボール【knuckle ball】
野球で、投手の変化球の一。親指と小指の間の3本の指を曲げ、そのつめを球の縫い目にかけて投げる球で、ほとんど回転せず、打者の近くで不規則に変化する。