道(みち)狭(せば)・し
道が狭くて通りにくい。転じて、生きにくい。身の置き所がない。「判官都を遠近(をちこち)の、—・くならぬその先に、西国のかたへと志し」〈謡・船弁慶〉
ぜつえん‐たい【絶縁体】
電気や熱をきわめて通しにくい物質。電気を通さないエボナイト・ガラス・雲母・ゴム、熱を伝えにくいコルク・粘土など。不良導体。不導体。
そすい‐せい【疎水性】
水と親和性が小さいこと。水と結びつきにくい、水に溶けにくい、また、物の表面で水が薄く広がらないで水滴となるなどの性質を持つこと。親油性。⇔親水性。
しゅう【醜】
[常用漢字] [音]シュウ(シウ)(漢) [訓]みにくい しこ 姿や行いが悪くて不快感を与える。みにくい。「醜悪・醜怪・醜状・醜態・醜聞/美醜」 [名のり]むね [難読]醜名(しこな)
心腹(しんぷく)の病(やまい)
《「春秋左氏伝」哀公一一年から》胸や腹の治しにくい病気。除きにくい敵のたとえ。
き‐むずかし・い【気難しい】
[形][文]きむづか・し[シク]《「きむつかしい」とも》 1 我が強かったり神経質であったりして扱いにくい。機嫌が取りにくい。「愛想がよさそうに見えて、けっこう—・いところがある」 2 不機嫌で...
こ‐づら【小面】
1 顔つきを卑しめていう語。多く、「こづらがにくい」「こづらにくい」の形で用いる。→小面憎い 2 煉瓦(れんが)・石材などの、六面体の面のうち最小の面。
くらべ‐がた・し【比べ難し】
[形ク]つきあいにくい。機嫌をとりにくい。「女のいと—・く侍りけるを、あひはなれにけるが」〈後撰・雑三・詞書〉
さり‐がた・い【去り難い/避り難い】
[形][文]さりがた・し[ク] 1 離れられない。捨てきれない。「—・い思いにかられる」 2 避けられない。のがれにくい。「人間の儀式、いづれの事か—・からぬ」〈徒然・一一二〉 3 断りにくい。...
何(いず)れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)
《アヤメとカキツバタは似ていて区別がつきにくいところから》どちらも優れていて優劣がつけにくいこと。