かん‐きょく【寒極】
地球上で最も低い気温を記録した地点。南極のボストーク基地で、1983年にセ氏零下89.2度を記録。北半球ではシベリアのオイミャコンで1933年にセ氏零下67.7度を記録。
よじり‐すじり【捩り捩り】
[副]身をよじらせてもだえるさま。「いかにせん、いかにせんと、—するほどに」〈宇治拾遺・五〉
アカシア【acacia】
《「アカシヤ」とも》 1 マメ科アカシア属の常緑樹の総称。葉は羽状複葉。花は黄色、まれに白色で、多数集まって穂状に咲く。オーストラリアを中心に約650種が分布。ギンヨウアカシア・アラビアゴムノキ...
わか‐かえで【若楓】
1 カエデの若木。また、若葉の萌え出ているカエデ。わかかえるで。《季 夏》「三井寺や日は午にせまる—/蕪村」 2 襲(かさね)の色目の名。表は薄萌葱(もえぎ)、裏は薄紅梅、または表は薄青、裏は薄紅。
さいぼう‐ばん【細胞板】
植物の細胞分裂の際、その終期に二つの娘細胞間にできる隔膜。分裂後、隔膜にセルロースが沈着することで、細胞壁となる。
さいぼう‐へき【細胞壁】
植物・菌類・細菌の細胞の最も外側の、主にセルロース・ペクチンからなる丈夫な膜。後形質からなり、成長する組織では長く伸びる。
こんぶ‐おんせん【昆布温泉】
北海道南西部、ニセコアンヌプリの南麓にある温泉群。泉質は炭酸水素塩泉・塩化物泉・硫黄泉など。
さい‐かえ・る【再返る】
[動ラ四]《「さ(冴)えかえ(返)る」の音変化。「再返る」は当て字》いったん弱まっていた勢いを再び取り戻す。「身不肖なれど…相手にせうと—・らば」〈伎・小紋単地〉
こん‐か【婚嫁】
1 嫁に行くこと。とつぐこと。えんづき。よめいり。「財産—のことまでも之を自由にせしめず」〈鉄腸・雪中梅〉 2 男女が共寝すること。「天皇と后と—し給へる時なり」〈盛衰記・一七〉
さ・す
[動サ五(四)]動詞「させる」に同じ。「母にせめてぜいたくを—・してやりたい」 [動サ下二]動詞「させる」の文語形。