ひとり‐しずか【一人静】
センリョウ科の多年草。山野に生え、高さ20〜30センチ。二対の葉が対生してつき輪生状に見える。早春、葉の間から1本の穂を出し、白い小花を穂状につける。花びらはなく、糸状の雄しべが目立つ。よしのし...
せみ‐ぶえ【蝉笛】
土製の蝉を上につけた丁字形の竹製の笛。吹くと蝉の鳴き声のような音を出す。
つき‐の‐わ【月の輪】
1 月。特に、満月。げつりん。 2 満月にかたどった丸い形。また、その形のもの。わら製の釜敷(かましき)、袈裟(けさ)につける飾り物、釣り花瓶など。 3 ツキノワグマののどの下にある、半月形の白い毛。
つぎ‐くち【注ぎ口】
液体を他に移すために、容器などにつけた口。
つく【銑/釻/柄】
1 弓の弭(はず)の異称。また、そこにはめる金具。 2 鉄棒・十手などにつける折れ釘。 3 荷棒の両端に作った綱をとめるもの。 4 (柄)櫂(かい)・櫓(ろ)や手棹(てざお)などの、手をかける部...
つが‐ざくら【栂桜】
ツツジ科の常緑小低木。中部地方以北の高山に生え、高さ10〜15センチ。茎は地をはい、先は直立してツガに似た葉を密につける。7月ごろ、淡紅色のつり鐘状の花を開く。《季 夏》
つき‐あま・る【着き余る】
[動ラ四]人数が多くて席につけなくなる。席からはみ出す。「数定まれる座に—・りて」〈源・少女〉
つい‐の‐こと【終の事】
結局はそうなること。「—と思ひしかど、世の常なきにつけても、いかになり果つべきにかと嘆き給ふを」〈源・明石〉
つけ‐いた【付(け)板】
1 (ふつう「ツケ板」と書く)歌舞伎で、ツケを打つときに用いる板。 2 魚のすり身をかまぼこなどに仕上げるのにつける板。
ちょん
[名] 1 《芝居の終わりに打つ拍子木の音から》物事の終わること。「その問題はこれで—だ」 2 免職になること。くび。 3 しるしにつける点。ちょぼ。「文中に—を打つ」 4 俗に、頭の悪いこと...