あん・ずる【案ずる】
[動サ変][文]あん・ず[サ変] 1 考えをめぐらす。考え出す。いろいろ工夫する。「一計を—・ずる」 2 心配する。思い煩う。気遣う。「—・ずるには及ばない」「将来を—・ずる」 3 はっきりしな...
巧詐(こうさ)は拙誠(せっせい)に如(し)かず
《「韓非子」説林上から》巧みにいつわりごまかすのは、つたなくても誠意があるのには及ばない。
さか‐だち【逆立ち】
[名](スル) 1 両手を地につけ、両足を上にあげて、からだを逆さにして立つこと。倒立。しゃっちょこだち。「—して歩く」 2 物の上下が反対になっていること。また、物事の関係が反対になっているこ...
しん‐しょう【身上】
1 身の上。一身上のこと。しんじょう。 2 財産。資産。身代(しんだい)。また、家の経済状態。暮らし向き。「—をこしらえる」「—をつぶす」 3 給金。芝居関係者の間で用いられた語。「身分だの—だ...
じゅん‐せい【純正】
[名・形動] 1 純粋で正しいこと。まじりけがなく、本来のものであること。また、そのさま。「—な理想」「—食品」 2 応用や実利には及ばないで、もっぱら理論を主とすること。「—経済学」
千(せん)も万(まん)もいらぬ
あれやこれやと言うには及ばない。千も万も論は無用。「さあ—、あの縄解いて主(ぬし)返しや」〈浄・兜軍記〉
地(ち)の利(り)は人(ひと)の和(わ)に如(し)かず
《「孟子」公孫丑下から》いかに土地の形勢が有利であっても、一致団結している人々の力には及ばない。
天(てん)の時(とき)は地(ち)の利(り)に如(し)かず地(ち)の利(り)は人(ひと)の和(わ)に如(し)かず
《「孟子」公孫丑から》天の与える好機も土地の有利な条件には及ばず、土地の有利な条件も民心の和合には及ばない。
へんしゅう‐ちょさくけん【編集著作権】
複数の著作物の選択または配列によって創作性をもつ編集物を編集した者に認められる著作権。効力は全体についてだけ存在し、編集物の部分を構成する個々の著作物の著作権には及ばない。
まで‐に【迄に】
[連語]《副助詞「まで」+格助詞「に」》 1 動作・作用の至り及ぶ限度・範囲を表す。…に至るまで。…まで。「月末—書きあげよう」「我が紐を妹(いも)が手もちて結八(ゆふや)川またかへり見む万代(...