ねこ‐ま【猫ま】
猫の古名。〈和名抄〉
ねこ‐ま【猫間】
扇の親骨の透かし彫りの一。猫の瞳(ひとみ)が明暗で変化するように、丸い形や細長い形などを連続的に彫り透かしたもの。
ねこ‐また【猫股/猫又】
年老いた猫で、尾が二またに分かれ、化けて人を害するといわれるもの。
ねこ‐またぎ【猫跨ぎ】
《魚の好きな猫でもまたいで通り過ぎる意から》味のよくない魚。
ねこまたしゅうい【猫又拾遺】
室井光広の短編小説。平成3年(1991)「群像」誌に掲載。同作を表題作とする小説集は、平成6年(1994)に刊行。
ねこまち【猫町】
萩原朔太郎の短編小説。道に迷った詩人が、不思議な町の幻を見る。昭和10年(1935)刊。 平井照敏の第1句集。昭和49年(1974)刊。
ねこ‐まんま【猫飯】
猫に与える餌。また、米飯に鰹節(かつおぶし)と醤油、または味噌汁などをかけた人の食事。ねこめし。