ネフロン【nephron】
腎小体とそれに連なる細尿管とを合わせたもの。腎臓の機能および構造上の単位とみなされ、腎小体で血液から濾過(ろか)された原尿が、細尿管で再吸され、尿が生成される。腎単位。
ネフローゼ【(ドイツ)Nephrose】
⇒ネフローゼ症候群
ネフローゼ‐しょうこうぐん【ネフローゼ症候群】
腎臓の糸球体の障害により、たんぱく尿として大量のたんぱく質を喪失するため、低たんぱく血症・脂質異常症・浮腫を呈する状態。腎炎などのほか、糖尿病などで二次的に起こるものもある。
ねぶ【合歓】
ネムノキの別名。「昼は咲き夜は恋ひ寝(ぬ)る—の花君のみ見めや戯奴(わけ)さへに見よ」〈万・一四六一〉
ね・ぶ
[動バ上二] 1 年をとる。盛りを過ぎる。「帝の御年—・びさせ給ひぬれど」〈源・紅葉賀〉 2 大人びる。また、年齢よりも大人っぽくなる。「御年の程よりはるかに—・びさせ給ひて」〈平家・一一〉
ね‐ぶか【根深】
ネギの別名。《季 冬》「今朝の雪—を園の枝折(しをり)哉/芭蕉」
ね‐ぶか・い【根深い】
[形][文]ねぶか・し[ク] 1 根が深く入っている。「—・くて抜きにくい草」 2 原因や根拠などが深いところにある。「—・い不信感」 3 しつこい。執念深い。「—・く問うに包みおおせず」〈鏡花...
ねぶか‐いし【根府川石】
⇒ねぶかわいし
ねぶか‐じる【根深汁】
ネギを実にした味噌汁、または、すまし汁。ねぎ汁。《季 冬》「うとましく冷えてしまひぬ—/草城」
ねぶか‐ねぎ【根深葱】
根もとの白い部分の多いネギ。白ネギ。