ねったい‐しょくぶつ【熱帯植物】
熱帯地方に自生する植物。一般に大形で、独特の形態をもつものが多い。サボテン・ヤシ・マングローブなど。
ねったい‐じょうらん【熱帯擾乱】
熱帯地方に生じる大気の乱れ。波状になることが多く、熱帯低気圧となって台風やサイクロンにまで発達することがある。
ねったい‐ぜんせん【熱帯前線】
⇒熱帯収束帯
ねったい‐ちょう【熱帯鳥】
ネッタイチョウ目ネッタイチョウ科の鳥の総称。全体に白色の海鳥で、尾羽の中央2枚が著しく長く、全長80〜100センチのうち半分近くを占める。熱帯海域に3種が分布。アカオネッタイチョウは尾とくちばし...
ねったい‐ていきあつ【熱帯低気圧】
熱帯の海洋上で発生する低気圧。等圧線は円形を示し、前線を伴わない。発達したものは激しい暴風雨を伴い、日本付近では最大平均風速が秒速17.2メートル以上のものを台風という。熱低。→台風 →ハリケー...
ねったい‐とうふう【熱帯東風】
⇒貿易風
ねったい‐びょう【熱帯病】
熱帯地方に多くみられる病気。マラリア・アメーバ赤痢・フランベジア(いちご腫)などがある。
ねったいモンスーン‐きこう【熱帯モンスーン気候】
ケッペンの気候区分による熱帯気候の一。符合はAm。熱帯雨林気候(Af)と似るが、モンスーンのために冬に弱い乾季がある。インドシナ半島・アフリカ西部の海岸部・アマゾン川下流域などにみられ、コメやバ...
ねったい‐や【熱帯夜】
最低気温がセ氏25度以上の夜。→超熱帯夜
ねったい‐りん【熱帯林】
熱帯地方の森林。多雨地域には熱帯降雨林が、乾季のある地域には雨緑林が発達する。