のこり‐ぎく【残り菊】
襲(かさね)の色目の名。表は黄、裏は薄青または白。冬に用いる。
のこり‐すくな【残り少な】
[形動][文][ナリ]《「のこりずくな」とも》あとに残っているものが少ないさま。「時間が—になる」
のこり‐すくな・い【残り少ない】
[形]あとに残っているものが少ない。「—・い夏休み」
のこりぜんぶバケーション【残り全部バケーション】
伊坂幸太郎による小説。ともに裏稼業の世界で生きる二人の男を主人公とする連作短編5編からなる。平成24年(2012)刊行。
のこり‐なく【残り無く】
[副]あとに残っているものがないさま。残らず。すべて。「木の葉が—落ちる」
のこり‐の‐きく【残りの菊】
陰暦9月9日の菊の節句を過ぎたあとまで咲き残っている菊。残り菊。残菊(ざんぎく)。「今宵しも隈(くま)なく照らす月影は—を見よとなるべし」〈栄花・殿上の花見〉
のこり‐の‐つき【残りの月】
明け方、空に残っている月。残月(ざんげつ)。のこんの月。
のこり‐の‐とし【残りの年】
老い先の短い年齢。余命。
のこり‐び【残り火】
燃えきらないで残っている火。消したつもりで、消えずに残った火。「再出火は—が原因との疑いがもたれる」
のこり‐もの【残り物】
あとに残っている物。