のんどり
[副](スル)のどかなさま。のんびりとしたさま。「—した暗碧(あんぺき)なその水の面には」〈秋声・あらくれ〉
は‐くじら【歯鯨】
クジラ目ハクジラ亜目の哺乳類の総称。歯があり、鯨ひげをもたない。聴覚が発達し、声帯はないがのどか鼻道で高周波音を発し、反射音で水中の物体を探知する。イルカ・マッコウクジラ・アカボウクジラ・イッカ...
はやり‐か【逸りか】
[形動ナリ] 1 調子が早く軽快なさま。「—にかき鳴らしたるを、中納言、堪へずをかしうや思さるらむ」〈堤・逢坂越えぬ権中納言〉 2 軽はずみで落ち着きのないさま。おっちょこちょい。「品々しからず...
はる‐げしき【春景色】
春らしい風景。春ののどかな景色。春望。春色。
はる‐なが【春永】
1 ㋐日が長く感じられる春の季節。「そこにはいつものどかな—の空気があった」〈寅彦・亮の追憶〉 ㋑特に年始に、末永いことを祝う語。《季 新年》「—といふやことばのかざり縄/立圃」 2 《いずれ春...
はるのうみ【春の海】
新日本音楽の一。箏(そう)・尺八二重奏曲。昭和4年(1929)宮城道雄が歌会始(うたかいはじめ)の勅題「海辺巌(かいへんのいわお)」にちなんで作曲。春の海ののどかな情景を描写した標題音楽で、宮城...
パストラル【pastoral】
[名・形動] 1 牧歌的であるさま。田舎風。「のどかで—な気分」 2 田園生活や牧歌的な気分を描いた音楽・絵画など。 3 ⇒牧歌2
へのこ【辺野古】
沖縄県名護市の地名。太平洋に面し、沖合いにはジュゴンが生息する。長閑(のどか)な農村だったが、昭和30年代に米軍基地キャンプ・シュワブが建設され、開発が進んだ。東端の辺野古崎沿岸に、普天間(ふて...
み‐か【三日】
1 三つの日数。3日間。みっか。「—ばかりありて漕(こ)ぎ帰り給ひぬ」〈竹取〉 2 月の第3日。みっか。「三月(やよひ)—は、うらうらとのどかに照りたる」〈枕・四〉 3 ある事から3日目。特に婚...
みや‐うつし【宮遷し/宮移し】
「遷宮(せんぐう)」に同じ。「神風や朝日の宮の—影のどかなる世にこそありけれ」〈金槐集〉