の‐あずき【野小豆】
マメ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に生え、葉はクズに似て小さい。夏から秋、黄色の蝶形の花をつける。ひめくず。
音(ね)を泣(な)・く
声を出して泣く。「—・けば袖はくちてもうせぬめりなほ憂き事ぞつきせざりける」〈和泉式部集・上〉
ぬり‐やかた【柒屋形】
彩色した屋形舟。「沖つ国うしはく君が—丹柒(にぬ)りの屋形神が門(と)渡る」〈万・三八八八〉 [補説]用例の原表記は諸本「染屋形」で、従来「しめやかた」または「そめやかた」とよまれていたが、この...
にんぎょう‐ざん【人形山】
富山県南西部、南砺(なんと)市と岐阜県大野郡白川村との県境にある山。標高1726メートル。信仰の山で、白山(はくさん)を開山した泰澄大師が開いたと伝えられる。名の由来は残雪の形が人の姿に似ている...
にっ‐しょう【入声】
漢字の四声(しせい)の一。屋・妖(よく)・覚・質・物・月・曷(かつ)・黠(かつ)・屑(せつ)・薬・陌(はく)・錫(しゃく)・職・緝(しゅう)・合・葉・洽(こう)の17の類の字に分ける。これに属す...
のと‐こんごう【能登金剛】
石川県能登半島西部の海岸。羽咋(はくい)郡志賀(しか)町福浦(ふくら)から北方の関野鼻(せきのはな)まで、約30キロメートル続く景勝地をいう。日本海の荒波に浸食された奇岩や断崖が続き、能登半島国...
なつどまり‐はんとう【夏泊半島】
青森県中央部、陸奥湾のほぼ中央に突出した半島。青森湾と野辺地湾を分ける。北部の椿山(つばきやま)はツバキの自生北限地帯で国の天然記念物。東部の浅所(あさどころ)海岸はハクチョウの飛来地として特別...
なつ‐の‐だいさんかく【夏の大三角】
《「夏の大三角形」とも》こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブを結んでできる三角形。→冬の大三角
なつ‐たび【夏足袋】
夏にはく薄地の足袋。底を薄地の木綿にすることが多い。《季 夏》「畳踏む—映(はゆ)る鏡かな/青畝」
ナヒモフ‐ひろば【ナヒモフ広場】
《Ploshcha Nakhimova/Площа Нахимова》ウクライナ南部の都市セバストポリにある広場。セバストポリ港に面する。中央にはクリミア戦争中にトルコ艦隊を撃破したロシア海軍提...