なつめ‐だま【棗玉】
古墳時代に装身具として用いた玉。切り子玉の稜角(りょうかく)を取り去ったナツメの実の形をしたもの。琥珀(こはく)製のものが多い。
なら‐でんじゅ【奈良伝授】
古今(こきん)伝授の流派の一。宗祇(そうぎ)から伝授された牡丹花肖柏(ぼたんかしょうはく)が、奈良の町人学者饅頭屋(まんじゅうや)宗二に伝えたもの。
にか‐かい【二科会】
美術団体。大正3年(1914)文展洋画部に第二科設置を建議していれられなかった石井柏亭(いしいはくてい)・津田青楓(つだせいふう)らが創設。昭和19年(1944)戦争のため一時解散。戦後、東郷青...
ニーベルンゲンのうた【ニーベルンゲンの歌】
《原題、(ドイツ)Das Nibelungenlied》中世ドイツの叙事詩。作者未詳。13世紀初頭の作。古代ゲルマンの英雄伝説をもとに、第一部は英雄ジークフリートの、ブルグント族の王の妹クリーム...
なわ‐じんじゃ【名和神社】
鳥取県西伯(さいはく)郡大山(だいせん)町にある神社。祭神は名和長年(なわながとし)、他に名和一族・家臣の霊を配祀(はいし)。氏殿権現。
なれ‐や
[連語] 《断定の助動詞「なり」の已然形+係助詞「や」》 1 疑問の意を表す。…なのだろうか。「我が恋はみ山がくれの草—しげさまされど知る人のなき」〈古今・恋二〉 2 反語の意を表す。…だろう...
のぎ【芒】
1 稲や麦などイネ科植物で、花の外側の穎(えい)の先端にある針状の突起。分類上重要。 2 (「禾」とも書く)切り箔(はく)の一。金箔・銀箔を細く切ったもの。装飾経や絵巻の詞書(ことばがき)の下絵...
のり‐おき【糊置き】
捺染(なっせん)で、防染のために布帛(ふはく)の一部に還元剤をまぜ合わせた糊を塗ること。
はく‐さ【白砂/白沙】
⇒はくしゃ(白砂)
はく【膊】
[音]ハク(呉)(漢) 肩から手首までの部分。うで。かいな。「下膊・上膊・前膊」