おし・い【惜しい】
[形][文]を・し[シク] 1 大切なものを失いたくない。むだにすることが忍びない。もったいない。「—・い人物を失った」「時間が—・い」「名残が—・い」 2 もう少しのところで実現されずに終わっ...
おばしま【欄】
てすり。欄干。「楼上の—に干したる敷布、襦袢(はだぎ)などまだ取入れぬ人家」〈鴎外・舞姫〉
おせち‐りょうり【御節料理】
節の日に作る料理。特に正月用の料理をさし、煮しめ・昆布巻・ごまめ・きんとん・かまぼこ・数の子・なます・伊達巻(だてまき)やコハダの粟漬(あわづ)けなど。重箱に詰めておく。おせち。
おぎろ【賾ろ】
[名・形動ナリ] 1 広大・深遠であること。また、そのさま。「丈六の仏を造りたてまつる功徳(のりのわざ)—なり」〈欽明紀〉 2 程度のはなはだしいこと。また、そのさま。「事の—まことに思ひ切った...
おおき・い【大きい】
[形]《形容動詞「おおきなり」の形容詞化。室町時代以後使われた》 1 ある物の形・容積・面積などが、広い空間・場所を占めている。「—・い箱」「からだの—・い人」⇔小さい。 2 量・数が多い。「質...
おおき‐やか【大きやか】
[形動][文][ナリ]大きなさま。いかにも大きく感じられるさま。「—ではあってもはなはだしく高くなく」〈藤村・夜明け前〉
おおき‐な【大きな】
[形動]《形容動詞「おおきなり」の連体形「おおきなる」の音変化》 1 容積・面積が広い空間・場所を占めるさま。「—箱」「—池」⇔小さな。 2 数・量が多いさま。「—音」⇔小さな。 3 程度がはな...
おお‐なめ【大滑】
馬具の一つで、鞍(くら)の下に敷く滑(なめ)の大形のもの。唐鞍(からくら)に用い、美しく飾った縁どりをしてある。はだつけ。
おお‐はば【大幅】
[名・形動] 1 普通より幅の広いこと。また、そのさま。⇔小幅。「—な洋紙に墨黒々と書いて」〈藤村・破戒〉 2 布地で、幅の広いもの。和服地では、小幅の2倍の約92センチ幅のもの。洋服地ではダブ...
おお‐はだぬぎ【大肌脱ぎ】
上半身の衣服を全部脱いで裸になること。両肌(もろはだ)脱ぎ。「何しろ、—の荒事だからね」〈里見弴・安城家の兄弟〉