はちのき【鉢木】
謡曲。四番目物。零落の身の佐野源左衛門尉常世は、大雪の夜、旅僧に身をやつした北条時頼を泊め、秘蔵の鉢の木を焚(た)いてもてなし、いざ鎌倉のときの決意を語る。後日、それが報いられ、旧領の回復と鉢の...
はち‐の‐こ【蜂の子】
1 ハチの幼虫。特に、クロスズメバチの幼虫。信州地方で甘露煮や蜂の子飯などにして賞味。《季 秋》 2 カヤ(榧)の実のこと。
はち‐の‐こ【鉢の子】
「鉢1」に同じ。
はち‐の‐こし【蜂の腰】
砂時計で、中央部のくびれた部分のこと。
はち‐の‐じ【八の字】
「八」の字の形。「—眉(まゆ)」
はちのじ‐きどう【八の字軌道】
⇒準天頂軌道
八(はち)の字(じ)を寄(よ)・せる
眉(まゆ)を八の字にして眉間(みけん)にしわを寄せる。顔をしかめる。「—・せて考え込む」
はち‐の‐す【蜂の巣】
1 ハチが幼虫を育てたり花の蜜などを蓄えたりするために作る巣。一般には、六角形の多数の巣部屋のある、アシナガバチ・スズメバチ・ミツバチなどの巣をいう。《季 春》「—をもやす夜のあり谷向ひ/石鼎」...
はちのすじょう‐ふうかがん【蜂の巣状風化岩】
⇒タフォニ
蜂(はち)の巣(す)をつついたよう
大騒ぎとなって収拾がつかないさま。「—な騒ぎ」