み‐さか・う【見境ふ】
[動ハ下二]見て区別する。はっきり見分ける。「敵、味方を—・へず、切りつ突きつするものなれば」〈甲陽軍鑑・四〇〉
みえ‐わ・く【見え分く】
[動カ五(四)]他と区別してはっきりそれと見える。見分けがつく。「海岸の景色も—・かぬほど」〈荷風・あめりか物語〉
み‐しょう【未詳】
まだはっきりしないこと。まだつまびらかでないこと。「成立年代—の物語」
み‐ばれ【身晴れ】
身の潔白をはっきりさせること。身のあかしを立てること。「主君の言ひ訳我等が—」〈浄・国性爺〉
み‐と・る【見取る】
[動ラ五(四)] 1 見て取る。見てはっきりとさとる。「彼我の実力の差を瞬時に—・る」 2 (「看取る」とも書く)病人の世話をする。看病する。また、その人の臨終に付き添う。「重病の父を—・る」「...
ぼけ‐いろ【惚け色】
はっきりしない色。また、あせたりしてぼやけた色。
ぼか・す【暈す】
[動サ五(四)] 1 輪郭や色の濃淡の境目をきわだたせないで、ぼんやりさせる。「—・して描く」 2 意味や内容をはっきり言わずぼんやりさせる。表現をあいまいにする。「肝心な点を—・して話す」 [...
めい【瞑】
[音]メイ(漢) メン(呉) [訓]つぶる つむる 〈メイ〉 1 目を閉じる。「瞑想・瞑目」 2 はっきり見えない。「瞑瞑」 〈メン〉目がくらむ。めまい。「瞑眩(めんけん)」
ふ‐とうめい【不透明】
[名・形動] 1 透明でないこと。また、そのさま。「—な(の)ガラス」 2 事の成り行きや実状などが、はっきり示されないこと。また、そのさま。「金の流れが—だ」 [派生]ふとうめいさ[名]
ふとく‐ようりょう【不得要領】
[名・形動]要領を得ないこと。要点がはっきりしないこと。また、そのさま。「—な返事」