いわん‐や【況んや】
[副]《動詞「い(言)う」の未然形+推量の助動詞「む」+係助詞「や」から。漢文訓読から生じた語。もと文頭に「況」があれば、文末に「…といはむや」を補って訓読したが、のちに「況」の訓として扱われる...
インド‐だいはんらん【インド大反乱】
1857年、インドで起きた英国東インド会社の傭兵(セポイsepoy)の反乱。農民も合流し、ムガル帝国の皇帝が指導者として擁立されたが、翌年にはほぼ鎮圧された。英政府はムガル帝国を廃絶させ、東イン...
いく‐かえり【幾返り】
いくたび。なんべん。「大空をめぐる月日の—今日行く末にあはむとすらむ」〈かげろふ・中〉
うち‐なび・く【打ち靡く】
[動カ四] 1 草や髪などが、風になびく。「穂先の蘇枋(すはう)にいと濃きが、朝霧にぬれて—・きたるは」〈枕・六七〉 2 人が横になる。「うつせみの世の人なれば—・き床に臥(こ)い伏し」〈万・...
うち‐わた・す【打ち渡す】
[動サ四] 1 連ね並べる。かけ渡す。「安太人(あだひと)の魚梁(やな)—・す瀬を速み心は思(も)へどただに逢はぬかも」〈万・二六九九〉 2 馬を進めて、渡り越えさせる。「千鳥鳴く佐保の河門の清...
うすば‐しろちょう【薄翅白蝶】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張約6センチ、半透明で脈は黒く、後ろ翅に突起がない。幼虫の食草はムラサキケマン・エンゴサクなど。北海道・本州・四国に分布。
うち‐おどろ・く【打ち驚く】
[動カ四] 1 ふっと目が覚める。「現(うつつ)にありしやうにてありと見て、—・きたれば夢なりけり」〈更級〉 2 はっと驚く。ひどくびっくりする。「入道殿のかけても思しよらざんめるに、—・かれ給...
うす‐ぎり【薄切り】
薄く切ること。また、薄く切ったもの。「—のハム」⇔厚切り。
インナー‐ロンドン【Inner London】
大ロンドン(グレーターロンドン)の中心部を構成する、シティーとそれを取り巻く12(統計上は13)のロンドン特別区の集まり。→アウターロンドン [補説]インナーロンドンの12区イズリントン、カムデ...
ウィランドラ‐こぐんちいき【ウィランドラ湖群地域】
《Willandra Lake》オーストラリア、ニューサウスウェールズ州南西部にある乾湖群。かつて湖だったウィランドラ湖とその周辺の乾湖からは、4万年から3万年前頃のものとされる人類の骨や、アボ...