は‐もの【端物】
1 一部が欠けていて、ひとそろいにならないもの。はんぱもの。はしたもの。「コーヒー茶碗の—」 2 まとまった量にならないもの。また、単発的なもの。「—の印刷を引き受ける」 3 新内節で、義太夫節...
は‐もの【端者/葉者】
とるに足りない者。身分の低い者。
はものかわ【鱧の皮】
上司小剣の短編小説。大正3年(1914)、「ホトトギス」誌に発表。大阪道頓堀にある鰻屋の女将(おかみ)のとある一日を描き、高い評価を得た。
はもの‐ざんまい【刃物三昧】
刃物を振り回して暴れること。「—に及ぶ」
はもの‐だて【刃物立て】
刃物を持ち出して言い分を通そうとすること。
はもの‐やさい【葉物野菜】
「葉物」2に同じ。
鱧(はも)も一期(いちご)海老(えび)も一期(いちご)
境遇の別はあっても、人の一生は大体同じであるというたとえ。
はもり‐の‐かみ【葉守の神】
樹木を守護する神。カシワやナラなどに宿るという。「ことならばならしの枝にならさなむ—の許しありきと」〈源・柏木〉
ハモ・る
[動ラ五]《「ハーモニー」の略「ハモ」の動詞化》ハーモニーを奏でる。「合唱団がきれいに—・る」
は‐もん【刃文】
日本刀で、焼き入れによって刀身に表れる刃(やいば)の形状。直刃(すぐは)・乱れ刃など。じんもん。