はるのゆき【春の雪】
三島由紀夫の長編小説「豊饒の海」の第1巻。昭和44年(1969)刊行。明治時代から大正時代の、貴族の男女の悲恋を描いた。
はる‐の‐よ【春の夜】
春の、夜気が肌にやわらかくて、気持ちがはなやいでくるような夜。《季 春》「—や籠人(こもりど)ゆかし堂の隅/芭蕉」
春(はる)の夜(よ)の夢(ゆめ)
春の夜に見る夢。はかなく短いことのたとえ。「おごれる人も久しからず、ただ—のごとし」〈平家・一〉
ハル‐ノート【Hull-Note】
1941年11月、太平洋戦争直前の日米交渉の際に米国国務長官ハルが提示した覚書。日本軍の中国および仏領インドシナからの全面撤兵要求、蒋介石政権以外の政権の承諾拒否などを内容とするもので、事実上の...