やつれ【窶れ】
1 病気や心労でやつれること。また、そのようす。「—が見える」「面(おも)—」 2 見栄えがしなくなること。「何ばかりの御身の—にかはあらむ」〈源・若菜下〉 3 人目につかないように、みすぼらし...
やや【稍/漸】
[副] 1 いくらかその傾向を帯びているさま。少しばかり。「今年は昨年より—暑い」 2 少しの間。しばらく。「—間をおいて話し始める」 3 状況が少しずつ進むさま。しだいに。「風冷やかにうち吹き...
やり‐かけ【遣り掛け】
しはじめたばかりであること。また、途中までやった状態であること。「—のままほうり出す」
ゆか【床/牀】
1 建物の内で、根太(ねだ)を立て、地面より高く板を張った部分。そのままで、また畳や敷物などを敷いて生活する。また、広く建物の内で、人の立ったり歩いたりする底面。 2 劇場で、義太夫節の太夫と三...
ゆうめい‐むじつ【有名無実】
[名・形動]名ばかりで、それに伴う実質のないこと。また、そのさま。「—な(の)規則」
ゆえ‐よし【故由】
1 いわれ。理由。来歴。「壮士墓(をとこはか)このもかのもに造り置ける—聞きて」〈万・一八〇九〉 2 奥ゆかしい風情。情趣。「人の心移るばかりの—をも」〈源・横笛〉
ゆう【優】
[名]すぐれていること。また、成績の評価で上位を表す語。「秀—良可」
[形動][文][ナリ] 1 美しく上品なさま。「濡羽の黒髪、肩に振分けて後に下げたる姿、—に気高し」〈樗牛・滝口入道〉 ...
ゆ‐あがり【湯上(が)り】
1 風呂から出たばかりの時。「—のビール」「—タオル」 2 湯治を終えること。湯治して病気が治ること。「めでたや今の—は、永々の中風病み」〈浄・百合若大臣〉
ようしどう‐いやくひん【要指導医薬品】
販売時に薬剤師による対面での情報提供・指導が義務付けられた医薬品。平成25年(2013)改正薬事法(現・薬機法)で規定。医療用医薬品から一般用医薬品に移行したばかりで安全性評価が終わっていない市...
よう‐めい【揚名】
1 名を世間にあげること。家名を高めること。 2 「揚名の介」に同じ。 3 名ばかりで実の伴わないこと。虚名。