いばら‐がに【荊蟹】
タラバガニ科のカニ。ヤドカリの仲間で、甲幅約15センチ、両脚を伸ばすと1メートルにもなる。タラバガニに似るが、体表のとげは長大で少ない。日本特産で、相模湾から土佐湾にかけての海底に生息。食用。
いび‐るい【異尾類】
十脚目に属する甲殻類のうちヤドカリ類の総称。古い分類による呼称で、長尾類(エビ類)・短尾類(カニ類)に対していう。現在は抱卵亜目の下位に異尾下目として分類される。タラバガニ・ヤシガニなどもこれに...
いぼ‐がに【疣蟹】
タラバガニ科のカニ。ヤドカリの仲間。甲長3センチぐらいで体表はいぼ状の突起に覆われる。北日本の海岸に多いが、九州まで分布。
インナーヘブリディーズ‐しょとう【インナーヘブリディーズ諸島】
《Inner Hebrides》英国スコットランド北西岸に連なるヘブリディーズ諸島のうち、スカイ島、マル島、アイオナ島、ジュラ島などからなる島々。漁業やウイスキーの生産が盛ん。6世紀にアイルラン...
インワ【Inwa】
ミャンマー中部の町。マンダレーの南西約20キロメートルに位置する。14世紀から19世紀にかけて、何度かの中断はあったが、王都が置かれた。コンバウン朝のターラワディー王の時代にアマラプラに遷都。バ...
うぐいす‐がき【鶯垣】
クロモジの木で造った編み目の細かい柴垣(しばがき)。茶室の庭などに用いられる。
うす‐ずみ【薄墨】
1 墨が薄いこと。書いた墨の色が薄いもの。⇔濃墨(こずみ)。 2 「薄墨色」の略。 3 「薄墨紙」の略。 4 蕎麦掻(そばが)きをいう女房詞。
うち‐がたな【打(ち)刀】
刃を上にする形で腰帯に差す刀。敵と切り合うための長い刀で、鍔(つば)をつける。鍔刀(つばがたな)。打ち太刀。→腰刀 →太刀(たち)
え‐ことば【絵詞】
1 絵巻物で、絵を説明するために書き添えた文章。絵巻物の詞書(ことばがき)。絵解き言葉。 2 詞書のついている絵巻物。
エチミアジン【Echmiadzin】
アルメニア北西部の古都。首都エレバンの西約20キロメートル、アララト平野に位置する。紀元前2世紀頃の古代都市バルツケサバンに起源し、その後、バガルシエ1世にちなみバガルシャパトに改称。2世紀後半...