たか【鷹】
タカ目タカ科の鳥のうち、小形ないし中形のものの総称。多く生きた動物を食し、鋭いつめをもち、くちばしの先は鋭く鉤(かぎ)形に曲がる。鷹狩りにはオオタカ、地域によりクマタカが用いられた。ハイタカ・ノ...
ダイモニオン【(ギリシャ)daimonion】
ソクラテスが重大事に際して、しばしば心の中で聞いたという神霊の合図。主に禁止の形で送られたといわれる。
たか‐ひざまずき【高跪き】
両ひざを地につけて腰を伸ばした姿勢。また、その姿勢をとること。「—といふ居ずまひに」〈枕・五六〉
たい‐まい【瑇瑁/玳瑁】
ウミガメ科のカメ。甲長約1メートル。背面の甲は黄褐色に黒褐色の斑紋があり、鱗板(りんばん)は瓦状に重なり合う。口の先端はくちばし状。熱帯・亜熱帯の海洋に分布。甲は鼈甲(べっこう)として装飾品の材...
タイム‐パラドックス【time paradox】
タイムトラベルなどで過去の歴史を改変することによって生じる逆説の総称。タイムマシンを利用して過去の世界に行き、自分の父親となる人物を殺す親殺しのパラドックスなどがあり、しばしばSF小説の題材となる。
たか‐の‐つめ【鷹の爪】
1 ウコギ科の落葉小高木。高さ3〜5メートル。夏、黄緑色の小花をつける。材は軟らかく、経木・箸などにする。いものき。 2 トウガラシの一品種。実は円筒形で先がとがり、上向きにつく。赤く熟し、辛み...
たち【立ち】
[名] 1 立つこと。また、立っていること。「お—の方は速やかに御着席下さい」 2 旅立つこと。旅に出ること。出発。→御立(おた)ち「だから松野さんが—を延ばしなすったのです」〈木下尚江・良人...
たじゅううず‐たつまき【多重渦竜巻】
複数の竜巻がまとまって発生する現象。大きい竜巻の周囲に小さい竜巻が回転することもある。しばしば大型化し、広範囲に大きな被害をもたらす。多重竜巻。
たこ‐の‐き【蛸の木】
タコノキ科の常緑小高木。幹の下部から多数の気根を伸ばし、蛸の足に似る。枝の頂に細長い葉が密生。雌雄異株。果実はパイナップル状で、種子は食用とされる。小笠原諸島など亜熱帯地方に産する。
た‐しぎ【田鷸】
シギ科の鳥。全長27センチくらい、茶褐色で斑紋があり、くちばしはまっすぐで長い。日本では旅鳥か冬鳥で、水田や湿地・河原などでみられる。《季 秋》