ひげきてき【悲劇的】
《原題、(ドイツ)Tragische》シューベルトの交響曲第4番ハ短調の副題。1816年作曲。作者自身によってつけられたもの。 《原題、(ドイツ)Tragische》マーラーの交響曲第6番の...
ひげき‐てき【悲劇的】
[形動]悲劇の様相を示すさま。悲惨なさま。「—な結末」 [補説]作品名別項。→悲劇的
ひげきてきじょきょく【悲劇的序曲】
《原題、(ドイツ)Tragische Ouvertüre》ブラームスの管弦楽曲。1880年作曲。大学祝典序曲の対となる作品として、同時に作曲されたことで知られる。
ひげきり【髭切】
源氏重代の宝刀。罪人の首をはねたところ、髭もろともに切ったことから名づけられたという。→膝丸(ひざまる)
髭(ひげ)食(く)い反(そ)ら・す
髭を口にくわえたように生やし、その先の方を反らす。威張ったさまをいう。「—・して、あのおしゃんすことわいな」〈根無草・序〉
ひげ‐くじら【鬚鯨】
クジラ目ヒゲクジラ亜目の哺乳類の総称。ハクジラ類に比べて大形で、歯は胎児期に消失し、代わりに上あごに口蓋(こうがい)の一部が変化した鯨ひげをもつ。口を開けて泳ぎ、プランクトン・小魚などを漉(こ)...
ひげ‐くろ【髭黒/鬚黒】
[名・形動ナリ]《「ひげぐろ」とも》黒々とひげが生えていること。また、そのさま。「男の、—に血眼(ちまなこ)なるが」〈太平記・二九〉
ひげ‐こ【髭籠/鬚籠】
竹や針金を編んで、編み残しの端を、ひげのように延ばしたかご。贈り物などを入れるのに用いた。泥鰌籠(どじょうかご)。ひげかご。
ひげ‐ぜんまい【髯発条】
金属の細長い薄板を巻いた、ごく小さなぜんまい。
ひげ‐そり【髭剃り】
ひげをそること。また、そのための道具。