ひ‐なみ【日並(み)/日次】
1 日のよしあし。その日の吉凶。日柄(ひがら)。「—がよい」 2 毎日行うこと。日ごと。「けふいくか—の御狩かりくらし片野の小野を行き帰るらん」〈夫木・一八〉 3 日取り。日付。「その—を書き付...
ひなみ‐き【日並(み)記】
日々の記録。日記。
ひな‐やしろ【雛社】
雛遊びの調度で、小さい神社。
ひ‐ならず【日ならず】
[副]いく日もたたないうちに。近いうちに。まもなく。「—完成をみるだろう」
ひならず‐して【日ならずして】
[連語]いく日もたたずに。近いうちに。「結成後—解散する」
日(ひ)並(なら)・ぶ
日数を重ねる。「我が背子(せこ)がやどのなでしこ—・べて雨は降れども色も変はらず」〈万・四四四二〉
ひ‐なわ【火縄】
檜(ひのき)の皮、竹の繊維または木綿糸などを縒(よ)って縄を作り、これに硝石を吸収させたもの。火持ちがよいので点火に用いた。
ひなわ‐うり【火縄売り】
江戸時代、芝居小屋などで、観客の喫煙用の火縄を売り歩いた人。役者の出入りに声をかけることや、客の整理などもしたという。
ひなわ‐じゅう【火縄銃】
火縄によって発射薬に点火させて弾丸を発射する方式の小銃。15世紀後半にヨーロッパで発明され、日本へは天文12年(1543)ポルトガル人によって種子島(たねがしま)に伝来した。種子島。火縄筒。
ひなわ‐づつ【火縄筒】
⇒火縄銃