かしわ‐で【柏手/拍手】
《「柏手」は「拍手」の誤写か》神道において、神を拝むとき、両の手のひらを打って音を立てる礼拝作法。
おおえ【大江】
姓氏の一。
平安時代の学問の名家。もと土師宿禰(はじのすくね)で、のち大枝朝臣(おおえのあそん)の姓を賜り、音人(おとんど)のとき大江に改めた。 [補説]「大江」姓の人物大江健三郎(おおえけ...
おし【押し/圧し】
[名] 1 力を加えること。 ㋐上から重みをかけること。また、そのもの。おもし。「漬物に—をする」「ズボンの寝—」 ㋑相撲で、四つ身にならず手のひらを相手に当てて前へ進むこと。 2 無理にでも...
お‐さし【御差し】
1 江戸時代、大名などの子に乳を差し上げるだけの乳母。差し乳母。「—、抱き乳母、御乳(おち)の人」〈浄・丹波与作〉 2 《「御差し合い」または「御差し支え」の略》都合の悪いこと。「—がござりまし...
おしお【小塩】
謡曲。四番目物。金春禅竹(こんぱるぜんちく)作。下京(しもぎょう)の男が大原野へ桜狩りに行くと、在原業平(ありわらのなりひら)の霊が現れ、舞をまう。
おし‐あらい【押(し)洗い】
[名](スル)洗濯物を、もまずに手のひらなどで押して洗うこと。また、その洗い方。
おっ‐ぴら・く【押っ開く】
[動カ五(四)]《「おしひらく」の音変化》 1 「開く」を強めた俗な言い方。「袖が長過ぎて、襟が—・いて」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 隠したりせずにおおっぴらに行動する。公然と物事をする。「さ...
おこない‐がち【行ひ勝ち】
[形動ナリ]仏道修行に専念するさま。「—に、口ひひらかし、数珠の音高きなど」〈紫式部日記〉
お‐て【御手】
[名] 1 相手を敬って、その手、また、その筆跡をいう語。「—を拝借」「—をわずらわす」「見事な—の軸」 2 犬などが、片前足を上げ、差し伸べた人の手のひらにのせる芸。また、それを命じる語。 ...
お‐さく【御幘】
冠の巾子(こじ)に結び下げる白の平絹(ひらぎぬ)。