わし‐づかみ【鷲掴み】
1 ワシが獲物をつかむように、手のひらを大きく開いて荒々しくつかむこと。「札束を—にして逃げる」 2 しっかりとらえること。強く引きつけられること。「心を—にされる」「胃袋を—にするメニュー」 ...
ふか‐の‐き【鱶の木】
ウコギ科の常緑高木。葉は手のひら状の複葉。秋から冬、緑色がかった白い花を開く。九州以南に分布。庭木にする。
ぶ‐えん【無塩】
1 塩けのないこと。塩を用いないこと。 2 《塩を使っていないところから》生(なま)であること。新鮮であること。また、そのもの。「ここに—の平茸(ひらたけ)あり」〈平家・八〉 3 人ずれのしてい...
ふく‐らか【膨らか/脹らか】
[形動][文][ナリ]「ふくよか1」に同じ。「花びらに芳しい息をふくんで—に花をひらく」〈中勘助・銀の匙〉
ふたつ‐もじ【二つ文字】
《形が漢字の「二」に似ているところから》ひらがなの「こ」の字。「—牛の角文字直(す)ぐな文字歪(ゆが)み文字とぞ君は覚ゆる」〈徒然・六二〉 [補説]用例の歌は、二つ文字を「こ」、牛の角文字を「ひ...
ぶ・する【撫する】
[動サ変][文]ぶ・す[サ変] 1 手のひらでさする。なでる。「腕を—・して待つ」 2 いたわる。かわいがる。「民を—・するに情愛を主とし」〈福沢・学問のすゝめ〉
フエルサ‐ようさい【フエルサ要塞】
《Castillo de la Real Fuerza》キューバの首都ハバナの旧市街にある要塞。16世紀半ばに建造されたハバナ最古の要塞とされる。海賊の襲撃を受け、現在見られる石造の要塞に再建さ...
ふうちょう‐そう【風蝶草】
フウチョウソウ科の一年草。高さ約1メートル。全体に粘毛があり、葉は手のひら状の複葉。夏、白い花をつける。西インド諸島の原産。白花菜。《季 夏》→クレオメ
ぶどう【葡萄】
1 ブドウ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。蔓は屈曲し、葉の変形した巻きひげで他に絡みつく。葉は手のひら状で浅い切れ込みがある。初夏、黄緑色の小花が集まって咲き、秋に多汁の実が房状に垂れ下がる。実...
び‐ろう【檳榔/蒲葵】
ヤシ科の常緑高木。九州以南の海岸に近い森林に自生。高さ3〜10メートル。幹は直立し、頂に葉が集まってつく。葉は手のひら状に深く裂けていて、垂れ下がる。雌雄異株。春、葉の付け根から枝分かれした柄を...