やぐるま‐そう【矢車草】
1 ユキノシタ科の多年草。深山に生え、高さ約1メートル。茎は直立し、葉は大きく、3〜5枚の小葉からなる手のひら状の複葉で、矢車に似る。夏、白い小花を円錐状につける。 2 ヤグルマギクの別名。
や‐し【椰子】
ヤシ科の単子葉植物の総称。3300種が熱帯を中心に分布。高木あるいは蔓性(つるせい)の木本。幹はふつうまっすぐ伸び、頂に大きな葉をつける。葉は柄があり、羽状か手のひら状に切れ込んでいる。花は密集...
やすで【馬陸】
倍脚綱の節足動物の総称。体は細長くてムカデに似るが、一つの体節に二対の歩脚があり、体長2センチくらいのものが多い。朽ち木・落ち葉の下など湿った所にすみ、触ると渦巻き状になり臭気を放つ。キシャヤス...
やつ‐で【八手】
1 ウコギ科の常緑低木。暖地の海岸近くに自生。葉は枝先に互生し、柄が長く、手のひら状に七〜九つに裂けている。花は初冬に咲き、白い小花が球状に集まり、さらに円錐状につく。実は丸く、翌年4月ごろ熟す...
やな‐ぐい【胡簶/胡籙】
矢を入れ、右腰につけて携帯する道具。奈良時代から使用され、状差し状の狩胡簶(かりやなぐい)と幅の広い平胡簶(ひらやなぐい)とがある。また、古製の靫(ゆき)が発展したものを平安時代からは壺胡簶(つ...
やなせ‐たかし
[1919〜2013]漫画家・絵本作家。東京の生まれ。本名、柳瀬嵩(たかし)。漫画や子供向けの挿絵・絵本などで着実な評価を得る。のち、「アンパンマン」シリーズが人気を集め、テレビアニメ化・映画化...
やぶれ‐がさ【破れ傘/破れ笠】
1 破れた傘や笠。 2 (破傘)キク科の多年草。山地の樹下に生え、高さ約60センチ。葉は大きく、手のひら状に七〜九つに深く裂けていて、若葉のときはすぼめた傘のように垂れる。夏、白い頭状花をまばら...
やま‐じろ【山城】
山に築いた城。→平城(ひらじろ)
やまと‐いも【大和芋】
1 ナガイモの一品種。芋は手のひら状の塊をなす。とろろなどにして食べる。 2 サトイモの一品種。芋は淡紅色。
やまと‐がな【大和仮名】
漢字に対して、かたかな・ひらがな。