フォン‐シーホルトのむすめ【ふぉん・しいほるとの娘】
吉村昭の長編の歴史小説。シーボルトと日本の愛人其扇(そのぎ)との間に生まれ、のちに女性医師となったお稲の波乱の生涯を描く。昭和53年(1978)刊行。第13回吉川英治文学賞受賞。
フォン‐シェーディング【Phong shading】
コンピューターグラフィックスで三次元画像を立体的に見せる技法の一。処理に時間がかかるが、精度の良い表現が可能。→シェーディング2
フォンセカ‐わん【フォンセカ湾】
《Golfo de Fonseca》中央アメリカの太平洋に面する湾。エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアに囲まれる。入り組んだ海岸線をもち、ティグレ島をはじめ、いくつかの島々がある。主な港は...
フォンタマーラ【(イタリア)Fontamara】
イタリアの小説家、シローネの小説。1930年、亡命先のスイスで出版。故郷アブルッツォ地方を舞台とする農民文学。
フォンタン‐しゅじゅつ【フォンタン手術】
上大静脈と下大静脈の両方を肺動脈とつなぐ手術。三尖弁閉鎖症・左心低形成症候群・単心室症など先天的に心室が一つしかない疾患の治療として行われる。手術によって、心臓から出た血液が全身をめぐり、肺で酸...
フォンダン【(フランス)fondant】
《原義は「溶ける、やわらかい」の意》「すり蜜」に同じ。
フォンダン‐オ‐ショコラ【(フランス)fondant au chocolat】
《fondantは溶けるの意》完全に火を通さず、中心部が液状になるように仕上げたチョコレートケーキ。フォンダンショコラ。
フォンテンブロー【Fontainebleau】
フランス中北部の都市。パリの南東方、もと王室の狩猟場であったフォンテンブローの森の中央に位置する。16世紀建造のフォンテンブロー宮殿がある。フォンテヌブロー。
フォンテンブロー‐きゅうでん【フォンテンブロー宮殿】
《Palais de Fontainebleau》フランス中北部、セーヌ‐エ‐マルヌ県の都市フォンテンブローにある宮殿。王室や貴族の狩猟場だったフォンテンブローの森の中央に位置する。16世紀、フ...
フォンテン‐ド‐ボークリューズ【Fontaine-de-Vaucluse】
フランス南部、ボークリューズ県の都市、アビニョンの近郊の村。ボークリューズ山脈の麓に位置し、豊かな湧水を誇る泉があり、風光明媚な景勝地として数多くの観光客が訪れる。14世紀イタリアの詩人ペトラル...