ふき‐か・ける【吹(き)掛ける】
[動カ下一][文]ふきか・く[カ下二] 1 息や霧状にした液体などを物にかける。「鏡に息を—・ける」 2 争いなどを無理にしかける。ふっかける。「難題を—・ける」 3 大げさに言う。また、値段を...
ふき‐がたり【吹き語り】
自分のことを自慢げに話すこと。「かかることなどぞみづから言ふは、—などにもあり」〈枕・二七八〉
ふき‐がわ【吹き皮/鞴】
「ふいご」に同じ。〈和名抄〉
ふき‐ぐち【吹(き)口】
1 風などの吹きはじめ。「秋風の—」 2 笛などを吹くときの手際。吹き方。 3 笛などの管楽器で、吹くときに唇を当てて息を吹き込むところ。歌口(うたぐち)。マウスピース。
ふき‐ぐさ【葺き草】
1 屋根を葺くのに用いる草。藁(わら)・茅(かや)の類。 2 ショウブの別名。
ふき‐ぐみ【菜蕗組】
箏組歌(ことくみうた)「菜蕗(ふき)」の通称。
ふき‐け・す【吹(き)消す】
[動サ五(四)]吹いて火を消す。「ケーキのろうそくを—・す」
ふ‐きげん【不機嫌】
[名・形動]機嫌の悪いこと。また、そのさま。「—な表情」 [派生]ふきげんさ[名]
ふきげんなかじつ【不機嫌な果実】
林真理子の小説。不倫をテーマとする。平成8年(1996)刊行。平成9年(1997)にテレビドラマ化された。
ふき‐こぼれ【吹き零れ】
1 加熱しすぎた液体が吹き上がって、鍋などからあふれ出ること。 2 「浮きこぼれ」のこと。