ふくりょう‐ほうすう【伏竜鳳雛】
《「蜀志」諸葛亮伝注から》池の中に潜んでいる竜と、鳳凰(ほうおう)の雛(ひな)。三国時代、司馬徽(しばき)は、蜀の諸葛亮をさして伏竜に、龐士元(ほうしげん)をさして鳳雛と評した。転じて、世間に知...
ふく‐りん【覆輪/伏輪】
1 甲冑(かっちゅう)・鞍・太刀・調度などを金・銀・錫(すず)などで縁取りし、飾りや補強としたもの。→太刀 2 女性の着物の八つ口・袖口を別布で細く縁どったもの。
フクリン
《「ゴロフクレン」の略から》モスリンに似た薄地の梳毛(そもう)織物。ゴロフクレンよりも柔らかい。江戸時代から明治初期にかけてオランダなどから輸入した。 [補説]「服綸」「幅綸」とも書く。
覆輪(ふくりん)掛(か)・ける
一層はなはだしくする。輪をかける。「京の人へ—・けて」〈滑・膝栗毛・五〉