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伏竜鳳雛の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

才能がありながら機会に恵まれず、力を発揮できない者のたとえ。機会を得ず、まだ世に隠れているすぐれた人物のたとえ。また、将来期待される若者のたとえとしても用いる。▽「伏竜」は伏し隠れている竜。「鳳雛」は鳳おおとりのひな。「鳳」は想像上の瑞鳥ずいちょう鳳凰ほうおうのこと。「竜」は「りゅう」とも読む。
出典
『蜀志しょくし』諸葛亮伝しょかつりょうでん
句例
伏竜鳳雛の人材

伏竜鳳雛の解説 - 学研 四字熟語辞典

才能がありながら、機会に恵まれず、実力発揮できないでいる者のたとえ。また、将来期待される有望若者のたとえ。
注記
「竜」は、想像上の動物。「伏竜」は、水の中に隠れている竜。「鳳雛」は、鳳凰ほうおうという想像上の鳥の雛ひな。「竜」も「鳳」も霊獣で、すぐれた人物のたとえ。中国三国時代、人を探していた蜀しょくの劉備りゅうびに、司馬徽しばきが「伏竜と鳳雛がおります」と進言したことによる。「伏竜」は諸葛亮しょかつりょうを、「鳳雛」は龐統ほうとうをたとえたもの。「伏竜」は、「ふくりゅう」とも読む。
出典
『蜀志しょくし』諸葛亮しょかつりょう・注

伏竜鳳雛の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「蜀志」諸葛亮伝注から》池の中に潜んでいる竜と、鳳凰 (ほうおう) の雛 (ひな) 。三国時代、司馬徽 (しばき) は、諸葛亮をさして伏竜に、龐士元 (ほうしげん) をさして鳳雛と評した。転じて、世間に知られずにいる大人物と将来有望な若者のたとえ。

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