ふみこみ‐かす【踏込粕/踏込糟】
板かすまたはばらかすを踏み込み、空気を抜き熟成させたもの。食酢の原料や漬け物の床などにする。押し粕。練り粕。
ふみこみ‐だたみ【踏込畳】
茶室で、茶道口(さどうぐち)の前の畳。
ふみこみ‐どこ【踏込床】
床の間の一。床框(とこがまち)を用いず、畳面と同一平面に床板(とこいた)を設けたもの。
ふみ‐こ・む【踏(み)込む】
[動マ五(四)] 1 勢いよく足を踏み出す。「一歩—・んで打つ」 2 踏んで、落ち込む。また、ある状態・場所に入り込む。「水たまりに—・む」「悪の道に—・む」 3 人の家などに、無断で、また強引...
ふみ‐ころ・す【踏(み)殺す】
[動サ五(四)]踏みつけて殺す。「蟻(あり)を—・す」
ふみ‐ごえ【踏(み)肥】
家畜に踏みつけられ、敷きわらに糞尿がまざり、発酵してできた肥料。
ふみ‐ごほめか・す【踏みごほめかす】
[動サ四]踏んでごとごとと音をたてる。「蔵人のいみじく高く—・して」〈枕・五六〉
ふみ‐さく・む【踏みさくむ】
[動マ四]難儀なところを踏み分けて進む。「磐根(いはね)木根—・みて」〈祝詞・祈年祭〉
ふみ‐さし【文挿(し)/文差(し)】
「文挟(ふみばさ)み1」に同じ。
ふみ‐しか・る【踏みしかる】
[動ラ四]足をふんばって立ちはだかる。「四天王をつくり損じたるさまにて—・りてぞ立ちたりけれ」〈曽我・六〉