ふ・く【振く】
[動カ四]振る。ふるう。「十拳剣(とつかつるぎ)を抜きて後手(しりへで)に—・きつつ」〈記・上〉
ぼう‐い【暴威】
荒々しい勢い。乱暴な威勢。「台風が—をふるう」
べん‐ぜつ【弁舌/辯舌】
ものを言うこと。また、ものの言い方。話しぶり。「—をふるう」
雌鶏(めんどり)歌(うた)えば家滅(いえほろ)ぶ
めんどりがおんどりに先んじて時を告げるのは不吉なきざしである。妻が夫を出し抜いて権勢をふるうような家はうまくゆかず、やがて滅びるというたとえ。
鋼(はがね)を鳴(な)ら・す
武威を示す。また、勢威をふるう。「此世では—・いた侍が」〈虎寛狂・武悪〉
もう‐い【猛威】
すさまじい威力。猛烈な勢い。「流感が—をふるう」「自然の—」
バタラー【batterer】
暴力をふるう者。特に、ドメスティックバイオレンス(DV)や児童虐待などの加害者を指していう。
とまり‐はつでんしょ【泊発電所】
北海道の海岸部、古宇(ふるう)郡泊村にある、北海道電力の原子力発電所。平成元年(1989)に運転開始した1号機をはじめ三つの炉がある。すべて加圧水型。→原子力発電所[補説]
そし‐たいよう【麁枝大葉】
まばらな枝と大きな葉。文章を書くのに、細かな規則にとらわれないで、伸び伸びと筆をふるうことのたとえ。
ちゃ‐ぶるい【茶篩】
臼(うす)でひいた抹茶をふるうのに使う目の細かい篩。