ふん
[接頭]《動詞「ふ(踏)む」の連用形「ふみ」の音変化》動詞に付いて、その動作を荒々しく行う意を表す。「—じばる」「—だくる」「—づかまえる」
ふん‐い【忿恚】
[名](スル)怒ること。いきどおること。忿怒(ふんぬ)。瞋恚(しんい)。「人の不義を行う…猶能く—することあり」〈西周・明六雑誌九〉
ふんいき‐せんりょう【雰囲気線量】
その場所における放射線量。原子力施設など、放射線業務従事者が立ち入る実際の作業現場で測定される線量を指す。
ふん‐いん【分陰】
わずか一分(ぶ)の光陰。きわめて短い時間。寸陰。「—を惜しむ」
ふん‐うん【紛紜】
《連声(れんじょう)で「ふんぬん」とも》 [名](スル)物事の入り乱れていること。事がもつれること。また、その乱れ。もめごと。ごたごた。「徒らに事件を—させとる愚な芝居だと」〈滝井・無限抱擁〉...
ふん‐えん【噴煙】
火山活動により、火口から煙のように噴き上がる火山ガスや細粒の火山灰。
ふん‐えん【憤怨/忿怨】
腹を立て、うらむこと。「一腔の—焔の如く燃え起りたる千々岩は」〈蘆花・不如帰〉
ふんえん‐ちゅう【噴煙柱】
火山の噴火によって噴き上げられる大量の火山灰や火山ガスからなる柱状の噴煙。特に巨大規模の噴火によるものは高さ100キロメートルに達する。
ふん‐か【噴火】
[名](スル)火口から溶岩・火山弾・火山灰・火山ガスなどが噴出すること。「300年ぶりに—する」
ふん‐かく【分角】
「分2」に同じ。角度および経度・緯度の単位。1分は1度の60分の1。